農林水産省 動物医薬品検査所【2023夏実習】動物用医薬品を通じ動物の命と食の安全を守る、動物医薬品検査所の仕事を知ろう!

2023年8月21日(月)~8月25日(金)5日間

獣医学生へのメッセージMESSAGE

動物医薬品検査所は動物用医薬品等が有効かつ安全であることを確認するため、開発、製造(輸入)、販売及び使用の各段階にわたり、その品質確保等を図るための審査・検査・調査・指導を行うことにより、動物衛生及び公衆衛生の向上に貢献しています。
当所の実習により、動物用医薬品等が動物衛生のみならず、公衆衛生の向上にどのように寄与しているか理解できるようになります。

プログラム名
動物用医薬品を通じ動物の命と食の安全を守る、動物医薬品検査所の仕事を知ろう!
対象学年
4~5年生
実施期間
2023年8月21日(月)~8月25日(金)5日間
募集人数
4名
英語能力
なし
必要履修科目
微生物学
実習実施場所

  • 農林水産省 動物医薬品検査所
    東京都国分寺市戸倉1-15-1


集合日時
8月21日(月)9:30までに、動物医薬品検査所研修室に集合してください。
アクセス方法

JR中央線国分寺駅から西武国分寺線に乗り換え、恋ヶ窪駅で下車、恋ヶ窪駅から徒歩5分。


宿泊施設

国分寺駅にビジネスホテルがあります。
各自で宿泊予約をしてください。(自費)

服装

  • 私服(白衣や長靴は貸し出します)


持ち物
  • 筆記用具
実習先の資料

提出書類
  • 研修申込書(履歴書、誓約書含む)
実習後のレポート
レポート(1000字程度)「実習中に学んだことについて」
その他必要な資格
5年生を優先
加入すべき傷害保険の種類
「学生教育研究災害傷害保険」(JEES)もしくは「学生総合共済(生命共済)」(大学生協)もしくはこれらと同等のもの
加入すべき賠償責任保険の種類
「学研災付帯賠償責任保険」(JEES)もしくは「学生賠償責任保険」(大学生協)もしくはこれらと同等のもの
プログラム概略

動物用医薬品の有効性や安全性を確認するための品質検査等の実習を行うとともに、承認審査等の動物医薬品検査所の業務に関する講義を行います。

プログラム詳細
午 前 午 後
1日目動物医薬品検査所
  • オリエンテーション
  • 業務概要説明
  • ウイルス含有量試験(細胞の培養)
  • ウイルス含有量試験(発育鶏卵へのウイルス接種)
2日目動物医薬品検査所
  • 鶏を用いた実習(採血、接種)
  • 次世代シークエンサー(NGS)の原理と種類、解析事例
  • DNA抽出、ライブラリ調整、NGSのラン
  • ウイルス含有量試験(細胞へのウイルス接種)
3日目動物医薬品検査所
  • ウイルス含有量試験(発育鶏卵判定)
  • NGSデータの解析、PCを使用してのハンズオン
  • 再生医療等製品について(講義)
  • ラボ見学・細胞観察等
4日目動物医薬品検査所
  • 動物薬に関する世界的取組について(講義)
  • 動物用抗生物質医薬品及び一般医薬品の品質検査
  • 薬剤感受性試験
  • 薬剤耐性に関する取組について(講義)
5日目動物医薬品検査所
  • 薬剤感受性試験(判定)
  • 動物用医薬品を投与した動物由来の食品の安全性(承認審査~残留基準値設定までの流れなど:講義)
  • 機器の見学
  • ウイルス含有量試験(細胞判定)
注意事項
・実習当日は当所以外の農場や大学等の畜産関係施設に立ち入らないこと。
・実習前1週間海外渡航歴がないこと。
・動物舎内に私物を持ち込まないこと(消毒により持ち込める私物もあります)。
・海外で使用した衣服及び靴(過去4ヶ月以内)を持ち込まないこと(ただし、十分洗濯し泥等の汚れを落としたものを除く)。
・口蹄疫、鳥インフルエンザ、豚熱、又はウエストナイルウイルス感染症の病原体(その他、鶏を感受性動物とする病原体を取り扱っている場合は動物医薬品検査所までご相談ください)について実習前1週間、取扱いをしていないこと。
・当所の敷地内で黄色い線で区切られている区域(衛生管理区域という)に立ち入る場合は、実習を担当する当所職員の指示に従うこと。

★新型コロナウイルス感染症対策に関する事項は次のとおりです★

・人数(受入人数+対応者数):最大7名(受入人数4名+対応者1~3名)
・セッション構成時間:午前9:30~12:00 午後13:00~17:00
・昼食のとり方:十分な広さがある会議室にて研修生のみ(食事は各自持参)

※状況により、実習を変更・中止する可能性があります。ご承知おきください。
事前講義プログラム

0-1    VPcamp参加にあたって~実習を受ける際の心得~


2-4 動物薬事行政(2019年度版)


2-5 動物薬事行政Ⅰ


2-6 動物薬事行政Ⅱ


4-4 家畜に分布する薬剤耐性菌の現状と対策


4-5 動物に由来する薬剤耐性菌


6-1 動物用ワクチン


6-5 薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン


以上の事前講義は視聴必須です。


 


事前講義はここからチェック!
http://www.vetintern.jp/participant/video/